数字を味方につけた原体験

「モニターに表示された1と0」の写真

 

初めまして。

はやとです。

 

このブログでは

仕事で数値を扱い

分析をしていけど

何から始めればいいか

わからないという人に

向けて書いています!

 

それは僕自身も

数字を使った説得をすること

最初はできなかったからです。

 

 

昔の僕みたいに

先輩から「説得力がない」

言われないようになる手段として

ぜひ使ってください!

 

 

  

 

 

先輩に何度も注意されていた私が、

客観的根拠に基づいて

意見ができるようになった方法!

 

 

  

 

今現在予備校でチューターをやりながら

統計学の勉強をしています。

 

 

今でこそ

数字を使った分析をして

現状に基づいた企画をし、

後輩の考えてくる企画を添削することが

できますが、

 

これまでは

そんなことはありませんでした。

 

 

 

 

私が働いている

予備校では、生徒の学習データに基づいて

施策やイベントを考え、

生徒の学習の後押しをします。

 

私は企画を作成する担当になる事が

よくあったのですが、

 

「この企画をする必要な意味がわからない。」

 

とか

 

「昨年の焼き直しだね。」

 

とか

 

正直散々な言われようでした。

 

 

 

毎年やっている企画は

意味あるものだと

思っていましたが、

 

新しく企画をゼロから

作り上げようとしても

どこから手を付ければよいのか

正直全然分かりませんでした。

 

 

 

毎週行われる会議に向けて

資料を作成するものの、

その会議が近づくと

大きな不安ストレス

抱えるようになっていました。

 

 

そんなある時、

 

 

私が企画担当者としての任期も

終盤が近づき、

翌年度から受験生になる生徒向けの

企画をするようになった頃でした。

 

その時は会議までに企画を

じっくり考えるための期間がありました。

 

 

それまで企画を考えること

ばかりを考えて、

十分に現状分析をすることが

できていなかったのですが、

 

その日は生徒の学習データを半日かくらい

かけて生徒の学習状況を

調べつくしてみました。

 

 

すると、

自分はあることに気付き始めたのです。

 

 

 

それは、

 

大きな問題にばかり追われていて、

個々の問題に十分に目を

向けられていなかった

 

ということです。

 

 

企画の対象となる生徒は

150人以上いるので、

その生徒たち全員に対して

意味のある企画にしようと

ばかり考えていたのです。

 

 

会議で言われる問題点はいつも

校舎全体としての数字の悪さでした。

 

だからこそ、校舎全体が

大きく飛躍できるような

企画ばかりを考えようとしていたのです。

 

 

ですが、時間に余裕ができて、

生徒一人一人の学習の記録に

目を向けて気付かされたのが、

 

過去の学習履歴や数字を観察することで

課題にしている問題が生徒によって

それぞれ違っている

という事でした。

 

冷静に考えれば当たり前の話です。

通っている学校も違えば

得意、不得意も

生徒それぞれで違のですから。

 

 

そうであったのにも関わらず、

私は大きな施策を打って、

一気に生徒を変えようという

発想ばかりをしていました。

 

 

小手先のテクニックだけで

急に大きな成果なんてあげることはできず、

地道に分析をして、

一人一人の状況に目を向ける、

腰を据えた取り組みが必要であったのだと

痛感させられた瞬間でした。

 

 

まさに私は

 

診断もせず、

その場で痛みを誤魔化す

痛み止めばかりを服用し、

根本の原因となっていた

病気から目をそらし続けていたような

ものだったのでした。

 

 

 

その日以降私は

数字に基づき、

 

どこの部分に問題があるから

全体の数値に悪影響を及ぼしているのか、

 

一見悪く見えることも、

細かく見ていけば

誤差の範囲内であったこと

 

などを

会議で共有し、

その上で企画を出すようにしました。

 

 

そうしたことで、先輩からは

 

「今日の資料、良かったぞ。」

 

とか

 

「言うことなかった。」

 

と、反応が変わっていきました。

 

毎週来る会議が恐くて仕方なく、

自分の番が来るのをずっと恐れてばかりいた

状態から、

 

気持ちに余裕ができ、

次第に他の議題についても

意見を言えるようになりました。

 

 

今は、

自分でももっと深く、精度を上げて

分析をすることができるようになるために

統計学を学びながら、

後輩にデータの見方や

分析のしかたを教えています。

 

 

 

あなたは

このブログを読んでみて

 

自分が抱えていた悩みが

書かれていると思いましたか?

 

頑張って資料を作成しても

先輩から直されてばかりではありませんか?

 

データは取っているけれど、

結局使わないで

経験で判断してしまっていませんか?

 

 

問題は、数字に慣れていないから

という事ではないのです。

 

 

ただ、同じ数字でもどこに目を付け、

どう切り分けるか、

 

そこが上手くできるかできないかの差です。

 

 

実際に今取り組んでいるものを題材にして

数字を味方につけませんか?

 

 

最後まで読んでくださって

ありがとうございました。