どれほど強い関係かをどう表現できますか?
こんにちは!
はやとです。
前回のブログから
基礎統計の4分野について
詳しくお話をしています。
本日は第2弾!
相関
についてです!
相関とは、2つの指標について
関係があるか、無いかを調べる考え方のことです。
年齢と血圧の関係や
親の年収と子供の学歴、
売り上げと商品陳列
などが代表例になります。
ただ、
現実問題、上のような例のように
誰もが納得するような
明快な関係が見えるとは限りませんよね。
ですが、実は
その相関の度合いを
数値化して評価することができる
便利なものがあるのです!
それが
というものです。
相関係数とは、
1から-1
までの間で
相関の強さの度合いを
表します。
ですが、ここで注意しなくてはならないのが、
-1だと相関がないという
訳ではないという事です。
むしろ
強い負の相関を持つ
という表現をします。
一方、下のグラフは
先ほどに比べれば
少しだけデータにばらつきがありますね。
ここで相関係数を調べてみると、
相関係数は0.89
となり、
やはり上のものと比べれば
弱い相関になっていることが
数値として表されます。
こうして、
どれほどの
関係性の強さがあるのかを
数字で評価することができるのです。
これらの図は
エクセルにデータを打ち込めば
簡単に出すことができます。
また、相関係数も
関数というものを使えば
小難しい式を覚えていなくとも
出すことができます。
試しに
=CORREL(A2:A11,B2:B11)
と打ち込んでみて下さい。
ぜひ一度職場にあるデータを
2つ組み合わせて
相関をとってみて下さい。
月別の売り上げや
時間ごとの利用率
年齢別の購入額など
何でも構いません。
エクセルに数を入力すれば
分かりやすく
図を出してくれます。
相関係数の公式や
求め方などは一旦置いておいて、
まずは実験をしてみて下さい!
次回は基本統計の4要素の後半
検定と回帰について
お話していきます。
それではまた!