こういう人には数字をこう見せろっ!

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「もう少し慎重に考えてみよう」

或いは

「そうに決まってるから早く取り掛かろう」

 

そんなふうに経験や勘だけで

物事を判断しようとしている人は周りにいませんか?

 

上司でも、お客様でもそういう人は

少なからずいると思います。

 

 

こんにちは!

 

はやとです


確かに物事には慎重さが必要ですが、

思い切りの良さも同時に必要になります。

 

そんな時に単なる経験や勘だけで

判断してしまうのは非常に危険です。

 

ですが、それを説得する言い方を

思い付くことはできますか?

 

そんな時でも万能な統計は私の味方をしてくれます。

 

今日はそんな

つい慎重になってしまいがちな人と

勢い任せでどんどん突っ走ってしまう人向けに

 

その意見の説得力を増すテクニック

ご紹介したいと思います。

 

慎重になりすぎてしまう人

慎重になりすぎてしまう人の特徴として

決断において不安を抱えてしまうことがあります。

 

そんな不安を解消するために有効なのが

具体的なものを示す

ということです。

 

例えばお昼の3時に新幹線に乗らないといけない時、

それだけでは不安ですが、

自分の家の最寄り駅の電車に2時に乗れば良いと

具体的になると一気に安心できると思います。

 

それと同じように

具体的な数値で示してあげることで

相手はそれを信用し決断に踏み込みます。

 

勢い任せで焦っている人

この人の特徴はそれっぽいデータを見ると

すぐに決めつけて取り組み出してしまうところです。

 

ちょっとでも取り組みに違いが生じれば

それは取り組みの成果だと判断し、

やってみたものを継続していこうと考えます。

ですが考えなくてはならないのは

その変化が偶然の誤差の範囲内であるかどうか

についてです。

誤差については以前検定と言う手法を用いて

調査することができるという話をしました。

statistics529.hatenablog.com

 

そのようなテクニックを駆使して

ちょうど良い慎重さを持たせる

説得材料を統計的に示すことができます。

 

以上のように

一見感覚でことを運んでしまいがちなところに対しても

統計的な知識を応用することができるのです。

 

統計的知識を見つけた先では

いろんな場面を想定して自分の持っている武器を

どう活用するかイメージするようにしてみてください。

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地図で1階調べたことがある場合よりも

一度通ったことがある道の方が

より鮮明に記憶に残っているのと同じように、

統計的知識も実際に活用すれば

それだけ頭にも残るものです。

 

ぜひ何気ない場面でも構わないので

使い始めることからスタートしてみてください。

 

 

それではまた!